心に剣を持つモノ

かつて、私にとって他者とは災厄でしかなかった。中でも、私にに関心を持つ者とその感情は。
だが、自分と同様に悩み苦しみ、その発露として差し出されたものに、受け入れないまでも労る気になった。
なにものかに対峙する、その勇気や強さ、あるいは誇り高さには敬意を。
戦うことが礼儀に適うことも、時にはある。