2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Hortum Veritatis

久しぶりにやっつけ仕事を見破られ、肩を竦めてやり直す羽目になった。 しかし、相手の戸惑った様子に、要領の良さに溺れて相手の期待を裏切ってしまったことに気づく。 珍しく仕事が原因で落ち込んでいるのは、そのことが堪えているからだろう。少なくとも…

真実の庭

咲きこぼれる萩の花だとか、夜の林に深く染み透る秋の気配だとか、信州で見たそういうものたちを都会の中で想い返す。あの透徹に比ぶべきもないけれど。

往きて還るもの

夏期休暇中の一週間に溜まった仕事を解消するのにどれほどかかるかと思っていたら、拍子抜けするほどあっさり片付いてしまった。相変わらず仕事はえーなオレ。 結局、休みが明けて二日目にはすっかり通常通りだ。 とは言うものの、避暑地の快適さに慣れかけ…

休暇が終わって

一週間ぶりに出社したら、五歳くらい老けた気がする。 オフィスって、身体に悪い。

壁から

犬(わかる?)。 小さい穴から顔を出して、すんげー吠えてた。

Caeca est

気温はそれほど高くないと思っていても、湿気がひどい。 生暖かい霧の中を歩くような感覚。こういう気候は、体力を消耗する。 今週から、一週間の夏期休暇に入る。 サービス業であるがゆえにカレンダー通りに会社はやっているが、夏期休暇は自分で決めていい…

鍵はどこに

自転車の鍵をよくなくす。 腕時計もなくす。 それも、家の中で。 自分がズボラだと自覚しているので、物の置き場所だけはいつも決めている。全て。 なのになくなるのだ、不思議なことに。これはもう、私が眠っている間にふたりの小人が出てきて秘密の穴から…

EMOTIONAL INTELLIGENCE

各方面からたびたび指摘されることだが、ひとが何かをしているとアレコレ話しかけて邪魔するくせに、一旦自分が集中しだすとまったく周囲に対して無反応になる。 用事があって昔受けたEQの結果を読み返してみたのだが、「周囲の評価を気にしない」とか「社…

Why should we wish to live longer?

夕風のやわらかさに、早くも九月の気配が混じる。 盛りの時に終わることを意識させられるのは少々やるせない気分になるが、溺れぬようにとの戒めかとでも思えば、ある種の慎みを感じなくもない。 日本の四季は、そんなふうに巡るように思う。 夏の盛りに勤労…

あなたは知るだろうか

私がここにこうしているかぎり、あなたはなにもできない。そのことを、私は知っているのです。 本当は、戻るか死ぬかした方がいいのでしょう。けれど私は、自分からそれを選ぶことはしない。あなたから与えられるのを待っているのです。 決定的な要不要をつ…

水の拒絶

週末から、スポーツクラブに通っている。 スタッフの人たちはみなスポーツマンシップに則りテンション高めで、少々引き気味ではあるもののそれでも精一杯ヘラヘラ返事をしてみたりする。慣れない相手には愛想がいいのだ私は。 これまで運動らしい運動はした…