あなたは知るだろうか


私がここにこうしているかぎり、あなたはなにもできない。そのことを、私は知っているのです。


本当は、戻るか死ぬかした方がいいのでしょう。けれど私は、自分からそれを選ぶことはしない。あなたから与えられるのを待っているのです。


決定的な要不要をつきつけられることによって、ようやく私は、ひとつの成就を見ることができる。
その瞬間を、ここで待っているのです。