ぼくらのビオトープ

KyrieEleison2008-05-14


フレックス出社でいつもより二時間ほど遅く家を出てきたら、光の強さも空気のにおいも聞こえる音も歩いている人たちも、すべて違う。その鮮やかさに、少し驚いた。
世界は複雑な多層構造なのだ。


会社近くのオーガニックカフェで遅めの朝食に玄米粥。テラスは明るくて風が吹いていて気持ちが良い。
会社に行くのが嫌になるような心地よさ。でも行くのです。何らかの法則に従って。そういうのも嫌いじゃないと、最近思う。


子供の頃思い描いた世界と違うと誰かが言っていたけれど、私は世界なんか思い描いたりはしなかった。ただ生きることが、それを肯定することが必要だった。

ただそれだけの、簡単なことだ。