天空の島々

KyrieEleison2008-06-20


沖縄に来ています。


着陸する飛行機のモニタに映った風景をどこかのプロモーション映像かと思っていたくらい、嘘みたいに綺麗な場所だ。
行き当たりばったりな一人旅なので、那覇に着いてからはとりあえずと言う感じで首里城に向かう。ゆいレールというキレイで眺めの良いモノレールに乗って。これ楽しい。
低い地形に低めの建物。ビルにしろマンションにしろベランダや屋上に植物が多くてなんだか有機的。都市として発達しすぎていないせいか、台湾より外国っぽいというか異文化な感じがする。電車に乗りあう人達の言葉もビミョーに分からないし。
空が澄んで広くて緑が濃くて色とりどりの花が咲き乱れていて、楽園かここは。しかも街行く地元の女子高生がプロポーション抜群の美少女ばっか!ズルイ!(落ち着け)


金曜日だからか、首里城は人もさほど多くなく、展望台は独り占めで、晴れた空と東シナ海を堪能できた。
博物館とかにいくとよくある感じの紹介映像が興味深くて、琉球王朝や沖縄の文化などをテーマ別に扱って構成されたものを結構長い時間見入っていた。この楽園のような島を見守る琉球のシンボルだった高台の城は、かつての戦争で焼失し、その後多くの人の尽力によって復興した。首里城の修復が終わらないと戦後は終わらないという言葉に、この美しい沖縄で人々が抱える深淵を垣間見た気がした。


晩ごはんを公設市場の食堂で食べておばちゃんに島料理をあれこれ教えてもらって、国際通りをプラプラして、ホテルに戻ってまったり中。なかなか日が沈まないと思っていたら、もう夏至になる頃だ。
街中でようやく見ることができた夕焼けがたなびくその残照の長さにも驚いた。まるで光の世界を惜しむ様に日が暮れていくのだ。


朝は朝早くから石垣島でアクティビティてんこ盛りなので、早く寝ます。