檸檬の花の

KyrieEleison2008-07-30


ランチに付いてきたレモンを絞ったら幸せな気持ちになってしまったのだが、なにかココロを蝕むような成分とか含まれているんだろうか。レモンの絞り汁で結界を張ったらもうそこから出ません私。レモン臭が消えるまでいる。


仕事を終えて帰ろうとしたところ、在籍の長いメンバーと数人で思い出話になって、なんだか放課後みたいな雰囲気で懐かしかった。
この会社の昔を知るものには、このところちょっといろいろありすぎた。それでも、みんな役職がついて部下と会社に対する責任もあり、立ち止まったり弱音を吐いたりしている場合じゃないだけに、こんなふうにふと素になることも出来ずにいた感じだ。
楽しかったことをちょっとだけ思い出して、それを共有する仲間がいることを確認して、そしてみんなまた仕事に戻っていった。


いつだって、昔は良い。
でもそれは、懐かしみ慰められるためのものだ。
続けられる、あるいは続くべきものであれば、今もまだ続いているはずだ。でも、そうでないから、その時最良と思える選択をしてきた結果が現在なのだということに、もう少し誇りというか自負を持ってもバチは当たらないはずだ。


ちょっと、見方とか考え方を変えてみるようにしよう。
もしかしたら、事態はそんなに悪くはないのかもしれない。