蝿の王たち

二年目

数日に渡る不調の末、今日は会社を休むことにした。


部署内でも、季節の変わり目のためか体調を崩す人が続出。うっかり乗り遅れて体調を崩しだした頃には、代理対応に忙殺されて休むこともできなくなって、今頃この体たらく。もー。


ぐずぐずとストールに包まったまま、手帳の手入れ。去年から使っている「TRAVELER'S notebook」。通称「トラベラーズノート」。
仕事用は会社支給のいかにもな能率手帳にこまごまとスケジュールやToDoを書き込んで使っているが、プライベートはこの手帳。
軽くてラフな感じのカバーはカジュアルでもアウトドアでも持ち歩きやすいし、リフィルの種類やパーツが豊富で自分の使い勝手のいいようにカスタマイズできる。罫線のあるノートが苦手な私には、自由に使える無罫リフィルで紙質のバリエーションが多いこのシリーズはありがたい。単なるスケジュール帳としてだけではなく、頭に浮かんだことをメモしたり日々起こったことを小さく書き留める日記になり、旅の際には行程表やトラベルジャーナルになり、スクラップブックになる。これ一冊で書き物がすべて収まる「ぜんぶのせ」みたいな感じで、重宝している。

なにより、手帳に書かれた言葉。
-For all the travelers who have a free spirit.-
日常の中でも、旅を常に傍らに感じられる。


昨日ロフトで来年のリフィルを手に入れ、ついでにフォルダなどのパーツも購入したので、着々とセット。(最近雑貨店で見かけて購入したマスキングテープが便利。色がきれいで、付箋代わりにもできる。)
メーカーサイトからいくつかの地図とか路線図とかのツールをダウンロードできる。日本地図や世界地図の白地図には、行ったことのある場所や行きたい場所をマークして、暇のあるときには見返してはにやにやしながら次の旅の計画を立てたりする。言語や時差の一覧を眺めて、悩んでみたり。
そして、いつも心にある、イェーツの詩を貼りつけて。


メーカーサイトには、いろんな人のカスタマイズや使い方が紹介されていて、参考になる。
徐々に自分仕様になっていくのが楽しい。


来月あたり、釜山に行けないかな。
なんて、ふと思いついては速攻で調べだしたりしながら。