ミクロの枷
知ってる人は知ってるんですが、私は小さいんですわ。
身長151cm×体重44kgで、フツーに「チビ」と呼ばれるサイズ。世が世ならミニモニ。(古いな…)に入るのもやぶさかではなかったのですわ。誰もオファーしてくれなかっただけで。
今日、たまたまオフィスのゴミが溜まっているのを見かけたので、鼻歌を歌いながらビルのゴミ捨て場に持っていったのだが、途中ですれ違った同僚に、「ゴ、ゴミ袋が歩いてる〜!!」と大笑いされてしまった。
いや確かに大きいから引きずって歩かざるを得ないことは自覚していたが、ゴミ袋に隠れて見えないとかそんなに小さくはないだろう。みんな、大きい人には何にも云わないのに、小さい人間をイジリ過ぎ。軽々しく頭ナデナデとかしすぎ。擦り減る!(←減らない)
ちなみに、最近髪がずいぶん伸びて背中まで届くようになってしまったのだが、そうすると後ろ姿は「からだの半分髪の毛」らしい。
小さくても一生懸命生きてるんだ!むしろ見習え!
さて、最近ピーターラビットのシリーズを読み返している。
子供のころはよく絵本をプレゼントされたのだが、中でもベアトリクス・ポターの描いたあまりに有名なこの物語は、動物たちの生き生きとした暮らしや美しい湖水地方の風景を低い目線で切り取った挿絵に心を躍らせることができた、大好きな絵本だった。
しかし、大人になって社会を生きてから読んでみると、子供の頃とはずいぶん印象が違うな。
『憎い隣人!〜ささやかな幸せを奪われた私』(のねずみチュウチュウおくさんのおはなし)
『この子たちだけは守らなければ・・・夫はあの男に殺された!』(ピーターラビットのおはなし)
『凄惨!身内の醜聞シリーズ・・・ろくでなしの弟がわたしの家庭を崩壊させる』(ベンジャミンバニーのおはなし)
これは、あれだ。
擬人化された小動物たちによるレディコミですな。
・・・よごれたわ私。
愛蔵版 ピーターラビット全おはなし集(改訂版) (ピーターラビットの絵本)
- 作者: ビアトリクス・ポター,いしいももこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2007/08/15
- メディア: 単行本
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