姑息な魂よ

車掌よ…!

電車に乗り合わせた、高校生ぐらいの男の子が、小さなカーネーションの花束を抱えていた。
少し陽に焼けたぶっきらぼうな顔つきとそのやわらかな花の色合いとがミスマッチで、それがなんだか微笑ましくて、「ちょっと早い母の日のプレゼントかな。」「バイト代で買ったのかな。」等、大層萌えました。気取って花を贈る男はいやだけど、衒いなく贈れる男はいいな。
てゆーか、電車寒すぎだよ。この時期うっかり雨でも降ると車内がムンムンしていけないが、かといって冷やしすぎはもっといけないよ!全乗客の皮膚が紫色になってたよ!あの日本最強といわれる大阪のオバチャンでさえ子ウサギのように震えていたよ車掌さーん!


そんなわけで、今日からまた日常が始まりました。




GWは、恋人と小豆島行ってきた。
瀬戸内海に浮かぶ、小さな島。船でしか行けないので、大阪南港から車ごとフェリーで渡るのが楽しい(←乗り物好き)。

船内に食堂とかお風呂がある、大きなフェリー。

三時間半ほどのんびり揺られて、朝早かった分を取り戻そうとうとうとしているうちに小豆島到着。
南港から出るこのフェリーは定期便ではなく、GWとか夏休みとか小豆島マラソンとか小豆島へ渡る人が多い時期だけの季節便だそうだ。通常は、岡山とか高松から渡るようになっているが、南港便のおかげで高速に長時間乗って渋滞に巻き込まれるなんて目にあわずに済んだ。
なかなか楽しいですよ、フェリー旅。寝転がって本でも読んでいれば、勝手に目的地に連れて行ってくれる。瀬戸内海は波が穏やかだし快適です。


小豆島って、『二十四の瞳』とオリーブの産地くらいのイメージしかなかったけど、一周一時間弱の小さな島だからずっと海が見えて、でも標高800mくらいの香川独特の急峻な山もあったりで、起伏に富んだ地形。温泉もあるし、海の幸も美味しいし、手の届く範囲に全部ある感じで便利。
今度は夏に行きたいなぁ。


さて、次は何を楽しみにしていこうか。