白い悪魔よ

眼鏡が曇る…

そのほかの地域ではどうか知りませんが、関西はいま新型インフルエンザパニックというか、正確には「サージカル(衛生)マスクパニック」です。


阪神地区での高校生を中心とした新型インフルエンザの感染者増加に伴い、該当エリアの企業や団体では社員にマスク着用や手洗いうがいが指示されており、総務部門は衛生用品の確保に奔走しているわけです。会社によっては、マスクをしていないと社内に入れないそうです。弊社でももちろん、大阪神戸の社員は来客対応時には必ずマスク着用(エージェントなのでたくさん人が来ます)、そのため一か月分の社員用マスクを入手せよとの指令が本社から飛んできました。たまたま知り合いにそういったものを扱っている人がいたので、なんとか当面の数は確保できましたが、そういったツテでもない限りネットでも店頭でも入手できない状況です。記憶にはありませんが、というか生まれてもいませんが、オイルショック時のトイレットペーパー買占めは、こんな感じだったのでしょうか。
当然、大阪の街はマスクをつけた人々で溢れています。特に、閉所に多くの人が密集する電車の中など、車両の八割はマスクを着用しています。変な惑星に来てしまったような、おかしな光景です。
それにしても、この沖縄が梅雨入りしたというじめじめの始まる時季にマスクを着用しなければいけないのは、結構苦痛です。あと、大人用のマスクは顔が半分以上隠れてしまい、コミュニケーションに不都合が発生します。私などメガネをしているので、本日同僚に「オマエ顔にマスクとメガネしか乗ってへんぞ!」と大笑いされました。それでも、去年社内一番乗りでインフルエンザにかかった実績があるので、私は真面目にマスクを着用しようと思います。なにより、昨今の感染者が出た企業は公表しなければいけないようなムードの中で感染でもしようものなら風評被害は免れないでしょうから、会社に具体的な損害を与えたと後ろ指をさされるに違いありません。この、業績が思うように回復せず次のリストラがあるのではと噂される時期に、それだけは避けたいところです。


しかしこのマスクバブル、二週間もすれば収束するのではないでしょうか。そうすると、メーカーもショップも大量の在庫を抱えるわけです。それを考えると恐ろしくて、早く終息してくれとも言いにくい今日この頃です。なんかこう、納豆ダイエットブームの時のような危うさを感じるわけです。


ともあれ、私がうっかり感染する前に終わってほしいものですね!



ところで、先日友人とホルモン焼きを食べに行ったのですが、店長のおにーちゃんが新しい食べ方を教えてくれた!
サンチュ+ゴマの葉+コチュジャン+味噌で、焼いたホルモンと、なんとトマトを巻いて食べるのです。ホルモンの脂っこさがトマトで中和されて、さっぱり美味しく食べられる!いくらでも!さらに、翌日人と会う予定がなければ、生にんにくスライスも一緒に巻いたら無限のループです。
焼き肉にトマトがこんなに合うなんて知りませんでした私。これならおうちでも出来ますよ。つーかさっそく試したよさっき。ちなみに私が大好きなゴマの葉ですが、どうやら肉で刺激が中和されていた模様。そのまま食べると舌がビリビリします。
なんか、三十過ぎてから肉食になってきたなー。特に内臓食いだな。それまではベジタリアンみたいだったのに。大阪のB級グルメが美味しいのがいけないのです。